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鳥海山 [山]

久々の「山」カテゴリ。 新しい車になって初めての旅は東北方面へ。 今まで地図で見るだけだった山に登ってみたくて、山形と秋田の境にある鳥海山へ。 登山地図を見ても、大きくて複雑で、よくわからないので、とりあえず日帰りできて一番取りつきやすそうな「湯ノ台口」コースを選んで、標高1,200mの駐車場で前泊。

さて、明日の山行に備えてカメラの電池を確認しようとデジカメを出すと、なんと!SDカードが入ってません。[あせあせ(飛び散る汗)] 仕方ないので、明日はiPhoneで写真を撮るしかありませね~。

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朝になってみると、他にも2台車が来てました。 どちらも単独男性のようです。

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登山口の案内板。 道の多い山だなぁ。

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朝6時、登山届を出して出発です。

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とっかかりはきれいな石段。 登山口にも展望台とかあって、このあたりまではハイキングで来る人も多そうな・・・。

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すっかり秋の空。 伸びやかな山容。 東北の山~って感じ。でもやっぱり、ザックの軽さに「ひとり」だってことを実感して、涙・涙。

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振り返ってみるとこんな感じ。 紅葉じゃなくて、茶色いな~。

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20分ほどで「滝の小屋」が見えてきます。

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まだ予約すれば泊まれるみたいだけど、誰もいない・・・。

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立派な小屋で、横には水洗トイレもあり。

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小屋に張ってある案内図には「迷」とか「危」のマークがいっぱいだぁ!

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申し分のない好天。 休憩を取って、滝の小屋を後にします。

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このあたりは紅葉が。

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のっぺりした山は、山スキーで来られたら最高かも。

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赤い実を発見。

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川原宿を目指します。

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本来なら、雪渓のある時期に登る山なのだろうから、雪が消えるとあまりはっきりした道がわかりません。 テープを注意深く見て登っていきます。

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さっきの滝の小屋が小さく見えてきました。 空の感じがイマイチだけど、風はなく穏やか。

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もっと下から登ってくるコースとの合流地点。 シーズン中は下の登山口からブナ林を登って、滝の小屋で泊まって、山を満喫できるんだろうな~。

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周りはクマ笹だらけ。

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岩もでかーい。

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下界に日本海が見えてきました。

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滝の小屋がさらに小さく。

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クマ笹の中に、登って来た道が見えています。

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頂上は、、、どのあたりなんだろう?

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なんとかと煙は高いところに登りたがるとは良く言ったもので、振り返っては自分のいる高さに満足してしまったりして。

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地図では「お花と眺望がきれい」と書いてある八丁坂。 花は時期外れだけど、眺望には恵まれました。

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河原宿小屋に到着です。

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このあたりまで来ると、やっと雪渓に出会います。 10月の半ばでこのくらいって、今年はどのくらい積もったのかわからないけど、やっぱり日本海の山なんですね。

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小屋は閉鎖されちゃってるけど、上にきれいなトイレがあり。

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赤い屋根が印象的な小屋。 まだ原型をとどめているところを見ると、閉鎖されて間もないのかな?

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中には入れなくなってました。

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河原宿から上に行くと、霜柱が出てきます。

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西側にある「月山森」との分岐。

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で、どこが頂上なの?

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岩だらけで歩きにくーい。 やっぱり雪のある時に来るのが正解かも。

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すごく大きな霜柱。 崩して遊びます。

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今度は岩の間に氷。 けっこう厚い。

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一見、草原のようだけど、ガスが出たら目印が見えなくて帰れなくなりそうでちょっと怖くなります。

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お花発見! 小さい!

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あざみ坂って場所につきました。

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石の上に氷がびっちり張り付いています。 踏んだら滑るぞ。 足元注意。

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ここも氷の滝みたい。

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これだけ登ったんだから、もうすぐ頂上だよね?

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やっと稜線上に出ます。 御浜っていうのは、西側にある神社のあるところだね。

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稜線の北側に小屋が見えます。

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南側を登って来たから、まだ積雪もなくて優し気な感じだったけど、稜線の向こうは北側。 まるで冬山のようです。

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下を見ると昨日登ってきた車道と駐車場も見えています。

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稜線伝いに七高山に行ってみることにします。

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雪が積もってますよー。

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山頂直下の小屋はいくつもの建物に分かれているみたい。 後ろにあるのが「新山」ですね。

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はるか先に見えるマッチ棒みたいなやつが頂上ですね!

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石に書かれた案内図。

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七高山の山頂に到着です。 いつもならチョビを映していた山頂写真もこれからはザックしか撮れないんだね。[たらーっ(汗)]

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頂上付近は風が強く、なんと!いきなりiPhoneの電池がダウン。 こいつ、寒さにはめっぽう弱いみたい。 鳥海山の最高峰は小屋の向こうにある「新山」で、七高山より7mほど高い。 でも、稜線からいったん下って、氷が付いた斜面を登り返さなくてはならず、写真も撮れないしーと戦意喪失。 他の登山者さんは今週がアイゼンなしで登頂できる最後のチャンスですねーと言っていたけど、私は「またおいで」って山に言われたような気がして、そのまま元来た道を戻ることにしました。


下りはさすがに足が疲れて、コケること一回。 考えてみたら2月にチョビを背負って天城山に行って以来、8か月ぶりの山です。 下山は午後2時50分。 行動時間約9時間のなかなかハードな山行でした。 でも、スケールの大きい、表情豊かな鳥海山。 来年は雪のある時期に、今度は小屋泊まりで来てみたいと思います。

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                      (登山日 2017.10.16)



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天城山 [山]

伊豆に行ったもう一つの目的は「天城山」おととしの秋だったか(?)にも来たんだけど、ガスガスで登れず、またの機会に~と思っていた山なのです。

冬でも温かいイメージの伊豆だし、雪だらけだなんて思いもせず、、、登山口の天城高原ゴルフコースの駐車場に向かいます。途中ナビに見慣れない記号がでてるけど。。。ありゃ、チェーン規制なんかあるんですか?でももう溶けてるし、ノーチェーンで問題なく登って来られましたよ。

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今日歩くのは「天城山縦走路」の一部にある周遊コースです。しかし、、、思いもよらず雪まみれです。

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駐車場から歩きだす方々は最初から軽アイゼンを装着し、ガシャガシャ言わせながらアスファルトの上を歩いていましたが、歩き始めはあまり傾斜もなく、アイゼンなしでも歩ける感じ。

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しかし、ずっとツボ足で行けるはずもないので、周遊コースの分岐「四辻」あたりで軽アイゼンを装着します。

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チョビは心臓に「僧房弁閉鎖不全」という病気がでて、朝晩ずっと薬をのんでコントロールしています。激しい運動は禁止なので、最近はずっとザックに入っての山歩きです。

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最初のピーク「万二郎岳」海のほうまで見渡せます。予報よりは日差しが少なくてちょっと肌寒いかな。チョビは歩かないのでザックでプルプルしていたりします。

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縦走路を行くと「アセビのトンネル」シーズンになると白い花がひらひらと舞い落ちるんでしょうね。

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今度はシャクナゲだらけの場所。

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アマギシャクナゲはは結構有名だから、この花の時期はメチャ混みなんでしょうね。

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二つ目のピーク「万三郎岳」ここが天城山のピークになるのかな。 眺望はほとんどきかなくてあまり見るところがないけど。。。

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天城山縦走路の案内板も各所にあり。冬は周遊コースの人がほとんどだろうけど、シーズンには縦走を楽しむ人も多いんだろうな。

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万三郎岳からは来た道を戻ろうかと思っていたら、頂上で一緒になったご夫婦は北側の周遊コースを行くというので、私もそっちを通ってみました。 山の北側を巻く道なんだけど、しっかり踏まれていて迷うところもなし。 しかし、巻き道だけあって変化も眺望もなく、とても退屈な道でした。

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途中、アイゼンをひっかけて一度転びましたが・・・[あせあせ(飛び散る汗)] 無事に歩きだした登山口に到着。 雪山を歩いたのはいつ以来だろう、殺風景だけど、静かでなかなかの1日でした。

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おまけ。 がっくんママさんに教えてもらって、下田の先にある「下加賀温泉」の河津桜も見てきました。こっちでは水仙とのコラボも見られました。


乾徳山 [山]

乾徳山は埼玉県から雁坂トンネルを抜け南下してすぐのところにある山です。 まだチョビを迎える前、山を始めたばかりのころに一度訪れているのですが、山頂直下の岩場がスリリングで楽しかった思い出があり、また行きたいと思っていた山です。 1.jpg

登山口の乾徳公園付近は駐車場完備。 塩山からバスやタクシーで来る人も結構います。 まずは林道歩きでスタート。 あら、登山道入り口まで1キロもあるのね。[あせあせ(飛び散る汗)]

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道沿いの民家の庭先に咲く花を眺めたり、管理釣り場の横を通ったりして、やっと登山口に到着。 なんだかいきなりの舗装道にちょっとお疲れ気味。 体調イマイチか?と思いつつ、登り始めます。

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最初は100%植林の山。4.jpg

でも少し登ると広葉樹の森になり、やっとまぶしい新緑に出会えました。[ぴかぴか(新しい)]5.jpg

チョビ、8歳と10ケ月。 まだまだ現役登山犬、大丈夫でしょうか? 6.jpg

最初の水場、銀晶水。 登り始めの林道でタクシーに乗ってきた男性2人のパーティーが先についています。 こっちの水はちょっと濁り気味だねぇ・・・ということで、水はもうひとつ上の水場で汲むことにします。

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ここから上は岩がゴロゴロしていたりします。 山腹を登っているのであまり斜度はないんですが、チョビはご機嫌で先導してくれます。8.jpg

おや、先ほどの2人パーティーとまた合流。 水場ですね。9.jpg

錦晶水です。 こっちはかなりの水量で申し分なし。 冷た~い。[わーい(嬉しい顔)] うま~い。[るんるん] 水筒の水もここで入れ替えて行っちゃいます。10.jpg

やっと目指す山頂が見えてきた! しかし、遥かかなた・・・。 遠いなぁ。11.jpg

地図上では十字路になっている「国師ケ原」 朽ち果てた非難小屋があるのは10年前と変わってませんでした。 このあたりでやっと行程の半分ですね。[あせあせ(飛び散る汗)]12.jpg

道標はとてもしっかりしていて、あちこちに出てきます。 帰りは尾根沿いの道を下るつもりなので、そちらも確認しながら山頂を目指します。13.jpg

すすきの向こうに山頂が見えてきました。 岩がむき出しになっている独特の山容です。14.jpg

月見岩に到着。 岩の上では若いカップルが歓談中。 街中のカフェよりこっちのほうがず~っと贅沢で気持ちのいいデートが出来るでしょうねぇ。[揺れるハート]  私は若い頃、ほこりっぽくて疲れるばっかりの山なんて全く興味なかったんだけど、人って変われば変わるもんです。 15.jpg

扇平。 ここってもう標高が1,850mもあるんだ。 駐車場が830mだったから、すでに1,000mも登ったんだ。[目]

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道は岩だらけになってきます。 チョビは岩を嫌がりません。たま~に岩の表面でずり落ちつつ、しっかり爪を使っていたりします。 ピョンピョン、ズリリ~って感じでしょうか。[ダッシュ(走り出すさま)]

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視界が開けてきます。 見えているのは・・・、山梨の山々でしょう。(多分)18.jpg

さぁ、最初の鎖場です。 巻き道もあるけど、せっかくだから登りはこっちを行きましょう。 さすがにチョビはザックin。下からお尻を支えてあげれば自力で登るでしょうが、チョビに気を使って私が落ちちゃあシャレにならないので。[ふらふら]

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あらら、5月も下旬だというのに、桜が残っています。 ビックリ~。[かわいい]20.jpg

さて、ここが本日のハイライト。 巻き道もあるけど、やっぱりせっかくだからこっちを登りましょう。 とっかかりが鎖なしだとどうしても登れないので、両手で鎖掴んで~、足を突っ張って登ります。 フリークライマーならクラックに手足をつっこんで登るんだろうけど、さすがに一般の登山者には無理よね。[バッド(下向き矢印)]

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このあとも岩登りを少々こなし、やっと山頂に到着です。 ザックから出されたチョビはなんだか不機嫌そうな顔してますね~。 標高は2,031m。 久々の2,000m超えだね。[exclamation×2]

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向こう側の山にポツリとしたでっぱり。 あれはきっと金峰山の五丈石だと思うのですが、確認する手段は持てず・・・。 ズームするとレンズの汚れ(?)がはっきり出ちゃうのが気になってしょうがありません。 最近、デジカメ調子悪いし。[もうやだ~(悲しい顔)]23.jpg

山頂でしばしの休憩。 さぁ、下り始めましょうか。 チョビちゃん、自力で下る気満々ですか?

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いやいや、下り道はいきなり梯子だったりして、さすがに私のほうが怖いのでチョビはやっぱりザックinですね。

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下りは一ヶ所だけ避けられない鎖場があるだけで、あとは巻き道をさくさくと降りていきます。

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行きにカップルがいた月見岩付近、登りで会った人達はまだ山頂にいたので道はひっそりとしています。

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道満尾根に入りました。 尾根沿いの道は明るい。[晴れ] 日当たりがいいので登りは日陰の山腹を選んで正解。[手(チョキ)]

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結構長い道のりで、足の裏が痛いぞぉ。 昔来た時は軽登山靴だったんだろうか? あの頃は高山の縦走もしていたから、ソールの硬い重登山靴も持っていたけど、岩場に限ってはあちらの方が楽だったなぁなどと思いながら、黙々と下ります。

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尾根道途中の小ピーク、道満山。30.jpg

前方になにやら赤いものが見える・・・と思ったらツツジでした。[かわいい]31.jpg

植林の中に入ってやっと登山口までの時間が出てきました。32.jpg

あれ?ゲート? と思ったら、一応閉めてあるけど、自由に開けられるようになっていました。「必ず閉めて行ってね」の注意書きあり。

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ゲートの先はすぐに徳和の集落に入ります。 のどかな山村の風景。 南牧村を思い出して「やっぱりこんな所に住んでみたいな~」と思ってしまいます。 でも、外から来た人はなかなかなじめなかったりするんですよね。 冬は厳しいしね~~~。[雪]

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吉祥寺まで降りてくれば、朝車を置いた駐車場は目と鼻の先でした。 出発から8時間。 こんなに歩きでのある山だっけ? いや・・・、10年前と今では体力が変わったんだな。 ちょっとショックを受けた1日でした。[眠い(睡眠)]

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(登山日 2013.5.22)


伊吹山 [山]

久しぶりの「百名山」です。 日本列島の一番くびれたウエストのあたりにあるような伊吹山。 昔は途中までゴンドラで登れたと私の頭の中にインプットされていて、それほどコースタイムの長い山のイメージは無かったのです。 メジャーな山だし、さしたる下調べもせず、G・Wの最終日に立ち寄ることにしました。 お天気は申し分のない好天で、日も長い時期だしということでのんびり到着すると、あれれ?ゴンドラ駅が見当たらない・・・。 登山口の案内板に導かれて狭い道に入っていくと民家のおばちゃんが駐車場の案内をしており、訊いてみるとゴンドラはもう営業していないとのこと。 あたりは家が密集していて、神社の境内Pは¥1,000、民家の庭先Pは¥500。 で、ここまできて引き返せないので最後の1台分に車を停めて身支度を整えます。

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おばちゃんは親切で、山の案内図と下山後のお風呂のパンフレットをいただけました。 登山地図も持ってきたんだけど、頂上まで1本道だし、コースタイムはあまりあてにならないし、まぁ参考程度にもらって出発です。

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入山口は神社です。 きれいなトイレも完備。 ここまでバスで来る人も多そうです。

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手入れも清掃も行き届いていて、さすが百名山(?)。 有名な山になると登山道はオーバーユースで荒れていて痛々しい感じがする山が多いけれど、登山口周辺や駐車場がしっかりしているのが百名山の特徴だな~。

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さて、登山届けのポストもあって、記入しようと覗いてみたけど用紙が無い! ので、仕方なくそのまま入山です。 目印は「石灯籠ですよ~」とおばちゃんが言っていたけど、迷うような場所はなし。

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で、案内板をみて山頂まで「6,000m」とあり、気分は一気にダウン。[バッド(下向き矢印)] 往復12キロ? 歩けるのか私達。[あせあせ(飛び散る汗)]

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歩き始めはいつも辛くて、苦し~思いをしながら登っていくと、え?まだ1合目まで行ってないの??

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登山道は石がゴロゴロ。 でもたくさんの人が歩くから石の表面がつるつるになっている! どれだけの人が歩くのか・・・。 さすが百名山!(変なところで関心しているなぁ)

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樹林が切れてやっと1合目[exclamation&question] ここの周辺には何軒かの旅館があり。 つまりは特定の車はここまで上がってくるわけね。

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スキー場の最下部にあたる場所になるのね。 パラグライダースクールの看板がでかでかと出ていたけど、若者達がにぎやかに楽しんでいます。

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日陰が無いので、やたらと暑いです。 チョビもずっと舌を出したまま。 熱中症にならないか心配になってきます。 

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殺伐とした草原の中の道をもくもくと登っていくと3合目手前でやっと目指す山頂部が見えてきます。[目]

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3合目に到着~。 とてもきれいなトイレがあります。13.jpg

かつて営業していたゴンドラの山頂駅。 いかにもスキー場の中を登っているんですね。 いつ営業しなくなったんだろう? 私が持っている2008年のガイドブックでは営業中となっているけど、冬季のスキー場も営業していないのかしら??14.jpg

トイレ横に花の案内板あり。 「トイレ周辺で見られる・・・」の表示にちょっと違和感。 「3合目周辺で」って書きません? 細かいところが気になるA型な私です。15.jpg

ここから先もひたすら変化のない草っぱらをジグザグに登って行きます。 やっと5合目だ!

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暑いよ~。。。 でも標高が上がったら空気が乾いているせいもあって我慢できる程度の暑さ。 さすが5月上旬だよね~。 チョビもお口は開いたままだけど、それほど辛くはなさそうだし。17.jpg

だいぶ上まで登ってきました。 しかし登山というのはなんとストイックな行為なんだろう・・・と思いつつ、トレイルランニングの人たちもいたりするので、楽しいことは人それぞれなんだな~と感慨にふけってみたりもします。

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おお! 8合目についたぞ! 19.jpg

ん? 9合目は見あたらずにこの表示。 「駐車場まで30分」は東側から来ている有料道路の終点ですね。 この山、車でも来られるんだから。20.jpg

出発が遅かったせいで、下山中の人とすれ違うことがとても多く、チョビは注目の的。[ぴかぴか(新しい)] すれ違いざま、足元にいる小さいやつに気づき、「リュックしょってる~~~」と何度お言葉をいただいたことか。21.jpg

山頂付近の茶屋が見えてきました。 なんか、みょ~に人が増えていて賑やかです。22.jpg

山頂は遊歩道になっていて、お花で有名な山だそうです。 今の時期はめぼしいものはほとんどなかったけど、標高が低いわりに高山のように咲き乱れるらしく、夏は涼しい夜間に登ることも出来るのだとか。

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茶屋では色々な種類のソフトクリームが目を引きますが、けっこう風が吹いていて寒いのでイマイチ食べる気にはなれず。 なんだかこの雰囲気、プチ富士山のようですね。24.jpg

伊吹山山頂~。[手(チョキ)] 標高低めですが、登り始めが200mくらいだから1100m以上登ったことになり、3時間半弱で山頂に着いたのは結構頑張ったかも。

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お隣にある日本武尊さんとも記念撮影。 有名な方とのツーショット、人はこの位置乗れませんので小さいワンコの特権か。[ダッシュ(走り出すさま)]

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あれ~、雪が残ってますよ。 冬はさぞかし沢山の雪が降るんでしょうね~。 こんなに日当たりが良く標高も無いのに、まさか雪を見るなんて思いもしませんでした。[がく~(落胆した顔)]27.jpg

山頂の向こう側、ドライブウェイの駐車場が見えます。 小さい子供連れの家族とか、こっちから観光に来るんですね~。 有料道路は結構な料金がかかるようですが。28.jpg

茶屋でよもぎもちを購入。 登頂証明書を売っている茶屋もあるけど、車で来ても買えるんだから、富士山みたいなありがたみはないなぁ。29.jpg

山頂でまったり休憩した後は来た道を下ります。 下山口を間違えないようにしましょう。30.jpg

うへ~、遥か下のほうにゴンドラ駅が見える~。 ここまで見えちゃうとある意味興ざめっていうか・・・。

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町の上部は霞んでいて何も無いように見えるけど、これは海じゃなくて琵琶湖なんですね~。 まったくでっかい湖です。

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3合目のトイレ付近まで降りてきました。 実はここには「ペットを持ち込まないで!」の看板があった。 でも、山頂は「犬の糞は持ち帰りましょう」ってあったので、車でならいいってこと? っていうか、誰も犬連れをとがめないし、看板の存在自体が謎・・・。 しかしチョビ、汚れましたね~。 ほこりで真っ黒です。[がく~(落胆した顔)]

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1合目より下部、アルバイトを終えて帰宅中らしきお嬢さんたちとすれ違います。 この日は登山道も若い人が凄く多かった。 カップルあり、仲良しグループ風の人たちあり。 連休だから特にそうだったのか、華やかな雰囲気に包まれていました。34.jpg

やっと登山口に着きました~。 さすがに足が痛~い。 10時に登り始めたのに、4時過ぎちゃったよ! チョビはまだ余力がありそうだけど、どんだけ元気なんだろう?35.jpg

「またのお越しをお待ちしています」のゲートをくぐれば真正面が車を置いたおばちゃんち。 また来ることがあるだろうか? でももしもう一度来るなら、お花のきれいな時期に有料のドライブウェイを通って来てみたい・・・、そんな気もするのでした。

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(登山日 2013.5.6)

 

 


武甲山 [山]

石灰の採れる山として有名な武甲山。 山の北側は今でも採掘場がいくつもあって、朝方横瀬方面からの林道を通ると働く人たちがたくさん行き来していました。1.jpg

採掘場を通り過ぎ、山を回りこむように進むと、一の鳥居。 4匹の怖~い顔をした狛犬さんがお出迎えです。

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鳥居の奥には駐車場が完備されていて、案内板や登山届けポストもあり。 でも神社は山の上にしかないのですね。

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山道は最初、登山道らしからぬ感じでスタート。 結構昔から人との生活の近くにあったんでしょうね。1.jpg

チョビちゃん、耳の毛を伸ばしているので、今日もお下げ風の髪型(?)で頑張ります。2.jpg

山道に入ると最初に見つかるのが四丁目の表示。 一~三はどこにあったのでしょうか・・・。4.jpg

ガイドブックにはマス釣り場って書いてあったけど、養殖場ではないの? 管理釣り場にしては地味~な感じだけど、シーズンになると常駐している人もいるのかしら?3.jpg

八丁目で林道を突っ切ります。 横瀬駅から歩いてくる人もいるみたいだけど、結構な距離があります。4.jpg

十六丁目の丁目石はアングルで補強されています。 他にも崩れてしまった石の横に新設されていたりして、この参道には丁目石って大切なのかもしれません。5.jpg

4月並みの暖かさになるって予報に誘われて出てきたけど、チョビは今日も元気いっぱいです。[晴れ]5.jpg

歩き始めて40分くらいで不動滝の水場。

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ここは十八丁目。 祠が祭られています。7.jpg

立派な大杉。

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ここはちょっとした広場になっていて、大杉の広場と名づけられています。9.jpg

大杉の広場から小一時間で稜線に出ます。10.jpg

分岐のすぐ右手が御岳神社。11.jpg

ここは五十二丁目です。 何故に頂上が「52」になるのか・・・、謎が多い山です。12.jpg

狛犬さん、いつも高いところにいることが多いけど、ここは下の方にいるのでチョビと記念撮影。 右の狛犬さんは牙がいっぱい生えててちょっと強面です。

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左の狛犬さんは優しげな顔だち。 しかしあばら骨が浮き出てて、スリムな体型です。 最近贅肉がつき重たくなってきたチョビとはだいぶ違う・・・

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神社の裏手に登ると展望所があり、ここが武甲山の山頂です。 柵の向こう側を覗き込むと採石場が良く見えます。 今でも着々と石灰を採掘中で、そのうちこの山頂もなくなっちゃうんでしょうか。[exclamation&question]

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遠くにだいぶ雪が溶けた浅間山が見えます。 懐かしい山・・・。  他にも赤城や谷川岳など、まだ雪をかぶった山々が見渡せます。16.jpg

山頂で大休止の後は、南下して小持山・大持山の周遊コースをたどります。17.jpg

武甲山からの急な下り道、前方に小持山が見えてきます。18.jpg

十字路になっているシラジクボ。 ここから小持山へ登りかえします。19.jpg

明るい稜線歩き。 チョビは先行してやはり私を振り返り、ちゃんと付いてきているか確認です。20.jpg

あら、雪が残ってる。 今年は3月に入ってからバカ陽気が多くてもう溶けてしまったかと思ったけど、落ち葉の下にはひっそりと氷と化した残雪が残っていたりして油断なりません。[あせあせ(飛び散る汗)]21.jpg

この稜線にはちょこっとした岩場なんかも出てきます。 まぁ、今の私とチョビにはどおってことはないもので、多少変化があったほうが楽しかったりして。[決定]22.jpg

小持山に到着です。 このコース、実は去年の4月にも歩いているけどブログにはアップしませんでした。

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振り返るとさっき登ってきた武甲山がきれいに見えています。 登山道もくっきりですね~[ぴかぴか(新しい)]24.jpg

大持山の少し手前、休憩にはもってこいの小さな広場がありました。 暖かい陽気にま~ったりと座り込んでいると、後続の単独男性がやってきて、ここからは八ヶ岳が見えますね~とおっしゃる。 まさか・・・とよくよく観察すると、確かに一番左に目立つ赤岳、横岳、天狗岳と一直線に並んで見えます。 武甲山山頂からだと角度的によくわからないか、なにかさえぎるものがあったのかもしれません。 この休憩ポイントは八ヶ岳を眺める場所として作られているのかも。[るんるん]25.jpg

大持山へもう少し、急な岩場を登ります。 チョビ・・・こんなところでも私より先に行ってるってどういうこと。[ダッシュ(走り出すさま)]

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大持山に到着~。 山頂からの展望はありません。 大持・小持には2003年の3月に東側の向河原から登っています。 あの頃はチョビはベビーキャリー型ザックに大事に背負われていましたが・・・、今では立派に自立した登山者(?)になってしまったようで・・・。27.jpg

大持山の山頂からちょっと下って、稜線をはずれ妻坂峠に向かいます。28.jpg

思えばこの山域に来るのって、いつも春の早い時期だから、新緑も花もまだまだで殺風景な季節です。29.jpg

山も植林の部分がほとんどだから、イマイチ変化が乏しい・・・。 でも道はしっかりしていてトレーニングにはうってつけ。 平日にきてもいつも誰かに会えるし、やはり地元埼玉の山はいいなぁって思ってしまいます。[ハートたち(複数ハート)]

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妻坂峠まで降りてきました。 ここから方向を変えてあと30分!31.jpg

山腹の登山道。 急な下りもあるけれど、途中ほっとするような道も出てきます。32.jpg

 正面に見えているのは、今日登って来た武甲山ですね。[目]33.jpg

林道が見えると程なく車を置いた一の鳥居に到着。 今日も平和で楽しい山歩きでした。34.jpg

(登山日 2013.3.22)