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雲仙(普賢岳・国見岳) [山]

今年のG・W前半は大阪のラン家に誘っていただき長崎方面へ遠征。 山はもちろん雲仙。 協力金¥100を支払って一方通行の道路をひたすら登っていくと、仁田峠に到着~。1.jpg

ロープーウェイがかかっています。 登りだけこれに乗れればさっくりと周遊コースを2時間で戻ってこられるのですが、電話で問い合わせてみると「犬は乗れません・・・」あっそう、じゃあ歩いて登るもんね。

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ロープーウェイ乗り場の奥に、普賢岳への登山口があり。3.jpg

らくらくハイキングコースだぃ!と思ったので今回は重たい登山靴をやめてハイキングシューズで行ってみることにします。4.jpg

歩き始めるとすぐに6合目の標識。5.jpg

道は遊歩道のように整備されていて、遅めの出発だったので下山してくるハイカーでにぎわっています。

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ちょうど花が咲き始める季節ですね。 黄色い小さい花。 7.jpg

歩き始めて30分ちょっとで普賢岳への分岐「紅葉茶屋」。 紅葉も茶屋もないんだけど・・・。

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普賢岳山頂を目指しましょう。[手(グー)]9.jpg

おや、岩が見えてきましたよ。 あのあたりが山頂かな。10.jpg

紅葉の若葉がやっと芽を出したところ。 微妙な色がこの季節ならではです。11.jpg

分岐から20分。 普賢岳山頂に到着。 妙な形の平成新山をバックに記念撮影。 黄砂で展望はイマイチだけど、それなりに景色を楽しみつつ山頂でまったりしていると、ほかの登山者さんが「あ、あそこ、登ってる人いますね」とおっしゃる。 よ~く目を凝らすと平成新山を下っていく小さな人影が・・・。どこの山でも立ち入り禁止区域に入る人はあとをたたず・・・。12.jpg

お隣の国見岳に行こうか迷っていたのですが、山頂にいた登山者の方が「鎖場があるんで危ないから途中で引き返したんです」の言葉を聞いて、じゃあ行ってみようかという気になり・・・、チョビも岩の突端でまだ物足りなそうな顔をしているし・・・。13.jpg

紅葉茶屋の分岐まで戻って、国見岳方面に進路をとると、どうやらそれらしき山が視野に入り始めます。 う~ん、ガイドブックでは普賢岳から国見岳まで15分とか書いてあるけど、そんな時間じゃ着かないなぁ・・・。[あせあせ(飛び散る汗)]14.jpg

まっすぐ行けば妙見岳。 ロープーウェイで登ってくれば妙見、国見、普賢の順に周遊できるんだけど・・・。

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期待していた鎖場はさほどではなく・・・、しかしハイキングシューズで来たおかげで岩肌でずるりと滑ってしまってドッキリ。 そりゃあ「ハイキング」は平らなところしか歩かないから、角度のある岩の上なんかじゃ使い物にならないわけで・・・。16.jpg

国見岳山頂。 結局紅葉茶屋の分岐から25分かかっていて、変だな~とガイドブックをしげしげ見ると、15分は銃走路分岐までのコースタイムだった・・・。 登山地図もなく、200名山(下)のガイドブックについている小さな地図だけ見ながら登っているんだからいい加減そのもの。[ふらふら]17.jpg

こっちからみる平成新山は形もくっきり。 しかしあの先っぽの尖がり具合がとても気になる。 見ているとあそこまで行ってみたい気持ちはよ~くわかります。 ・・・でも良い子はやめておきましょうね。

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国見岳の登山道はけっこう岩だらけ。 ローカットのハイキングシューズで岩の間に足を入れたら、くるぶしが岩にあたって、痛った~~~~い[もうやだ~(悲しい顔)] 普賢岳だけならともかく、こっちまで来るんならせめてハイカットのトレッキングシューズが必要だよ。 山をなめちゃあいけません。[たらーっ(汗)]19.jpg

多くの人が歩くのとは逆ルートで歩いているので、いまさらこれからが険しいと書かれても・・・。20.jpg

あ、今度は紫の小さな花が。[かわいい]21.jpg

小鳥の多い山です。 色々なさえずりが絶えず聞こえていました。22.jpg

行きには人がいたので立ち寄れなかった休憩スポット。 午後3時をすぎればひっそりとしています。

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新緑の中、もうすぐ登山口に到着です。24.jpg

登山口を出るとすぐにロープーウェイの乗り場。 石畳の遊歩道をチョビが喜んで走っていきます。 お~い、すぐに駐車場だから勝手に走っちゃ危ないよ~。DSC02799.jpg

九州の山は有名どころだけ登りつくした感じ。 霧島連山が新燃岳の噴火で行かれなくなったので、非常に残念・・・。 次はどこへ行ったらよいのだろう。

(登山日 2011.5.2)


ピークハント(大崩山) [山]

3月の始めに訪れた「大崩山」 コースタイムが長く危険と言われる山ですが、4月も半ばを過ぎたし、すでに氷も溶けただろうと、今度はピーク狙いで再び登ってみることにしました。 ピークを踏むだけなら南西にある宇土内登山口からが一番容易だけど、林道が険しくて普通乗用車では無理といわれ・・・。 やっぱり正攻法で一番メジャーな上祝子登山口から入山です。 登山口で前泊して、気合を入れて朝6時に入山するつもりが・・・、あれ?登山口こんなに遠かったっけ?と疑問がわき、一度美人の湯まで引き返し案内板を確認。 登山口まで4キロとの案内を確認し、やっぱり間違ってなかったんだと再び車で山を登っていきます。 で、結局登り始めは6時20分・・・。[バッド(下向き矢印)]

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さすがに一度連れてきてもらってるだけあって安心感があります。 順調に20分で大崩山荘に到着。

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ここも迷うことなくいったん三里河原方面に向かいます。s-3.jpg

ワク塚分岐をすぎ、渡渉の橋に7時5分。 この前に小休止してチョビをザックに仕舞います。s-4.jpg

渡渉が終わったら長いコースでの体力温存のため、チョビにもなるべく歩いてもらいます。 トレードマークのピンクのリュックが決まってます。[手(チョキ)]

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ミツバツツジが少し咲き始めています。s-6.jpg

ひたすら山頂へ・・・。 とにかく黙々と歩き続けます。

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左へ行けば先月行った袖ダキの展望所。 今回は先を急ぐので割愛して先へ進みます。s-8.jpg

黄色い花がたくさん咲いている木。 名前がわからないけど、とてもきれいです。[かわいい]s-9.jpg

下ワク塚への分岐。 前回は左側の梯子を登って行ったけど、今回はパスして山頂方面へ急ぎます。

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山腹のトラバース。 先月はこのあたりを逆から歩いてきて、テカテカに凍った道で引率のお方がビビッていたっけ。[雪] 今日も少しだけどいや~な感じで凍っています。s-11.jpg

4月も中過ぎだというのに、ツララまで下がってるもんね。[がく~(落胆した顔)]s-12.jpg

上ワク塚への分岐に来ました。 ここは前回登ってないので寄って行きますヨ。s-13.jpg

あら~、、、いきなりな梯子。 このときはやたらと風が強くて梯子を登るのもちょっと怖い。 で、梯子から岩の中に入る部分でどうしても手がかり・足がかりが見つけられない。 いったん梯子を降りて小休止後再度チャレンジするもやっぱり無理~~~。[もうやだ~(悲しい顔)]  冷静に考えてみればこういうところには絶対巻き道があるはずで、降りて右側を探すとやっぱりあったよ、巻き道が[exclamation][決定]

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少しロープなどを掴みつつも、難なく上ワク塚のてっぺんに立ちます。 向こう側は前回行った中ワク塚。 本来なら下ワク~中ワク~上ワクと岩尾根歩きを楽しめるんだけど、ちょっとイレギュラーな登り方です。

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上ワク塚にて。 チョビは荷物になってます。 離すと危ないからザックインで記念撮影。s-16.jpg

いったん分岐まで戻って南の山頂へ向かうと、さっきの上ワクと中ワクを裏側から見ることになります。

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山頂への道は何の変哲もない緩やかな尾根道。s-18.jpg

昨日は寒の戻りがあったからか登山道には雪が着いています。 チョビの足も雪解けのドロドロで真っ黒に。[ふらふら]

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左側から登山道が合流。 ここが宇土内谷の分岐かな。s-20.jpg

石塚に着きました。 ここだけ岩がゴツゴツしていて展望が良好。 山頂までわずかになったのでしばしまったりと休憩します。

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午前10時40分。 大崩山山頂に到着です。 登り始めてから4時間20分。 途中の見所をはずしてきただけにまずは順調なコースタイム。

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何故展望もない「ピーク」にこだわるんだろう? 我ながら不思議に思いつつ、しか~し、何とかとヤマヤは高いところが好きなので、ちょっとでも高いところに行ってみないと気がすまないんだな、きっと。[たらーっ(汗)]

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さぁ、下りは未知の世界へ突入。 坊主尾根目指してGO[ダッシュ(走り出すさま)]s-24.jpg

さくさくと下ってまた上ワクと中ワクが見えてきました。 手前のつつじはまだ硬いツボミ。s-25.jpg

小積ダキの展望所。 チョビは岩を怖がらない・・・、見ているこっちが怖くなるくらい岩の突端まで行ってしまったりする。 重心が低いから平気なのか、はたまた四駆だからなのか・・・。 素足のくせにチョビの肉球はけっこうフリクションが効くらしい。[あせあせ(飛び散る汗)]s-26.jpg

それにしても面白い形の岩、また岩。 下山を急いで途中にある展望所「りんどうの丘」はすっ飛ばしてきたので、その分ここでゆっくり展望を楽しみます。[ぴかぴか(新しい)]

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あれ? 人の声がしてきました。 良くみるとさっき登った上ワク塚に数名のパーティーが。 この日に見かけたのはこのパーティーのみ。 登山道では誰にも会いませんでした。s-28.jpg

さぁ、今日のハイライト(?)象岩のトラバースです。 ひとりずつ・・・、ハイひとりです。 カラビナで・・・、いちおーセルフビレイの道具は持ってきましたが、今日は岩も乾いているし大丈夫でしょう。 山に頼らない登山・・・、イマイチ意味がわかりません。 ふざけるのは・・・、ひとりじゃふざけようがないもん。 などと突っ込みを入れながら、さぁ渡りましょう。[パンチ]

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落ちたらハイさよーなら・・・、でもワイヤーはすごくしっかりしているし、思ったほど足元は滑らない。 まぁ濡れていたら話は別ですがぁ。

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渡り終えてから振り向いてパチリ。 踏み跡がしっかりついてますね。s-31.jpg

ここからは高度感のある梯子の連続。 梯子はすべてアルミで、固定がイマイチなのでそ~っと乗らないとゆらゆらしてなかなかの感触です。s-32.jpg

梯子とロープの組み合わせなんていうところも出てきます。s-33.jpg

岩と岩の間をくぐったりもします。s-34.jpg

独特の山容。 きれいな花崗岩の山肌。s-35.jpg

おや、変わった岩が見えてきました。 これが地図に出ている坊主岩ですね。s-36.jpg

上のあたりがなんだか誰かの顔みたい。 鼻が上で目があって口は大きく裂けていて・・・。 見れば見るほどおもしろ~い。s-37.jpg

岩の間をどどど~~~っと下って。s-38.jpg

坊主岩を下から見上げると、なんか「だるまさん」みたいだぁ。 おまけにへそまであるぞぉ。 ぷぷぷ~~~。[目]

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林道との分岐まで降りてきました。 この先の川が増水していたら無理して渡らずにこっちの林道を通って帰れと事前に教えられてきました。 雨の多い季節には必要な知識でしょう。s-40.jpg

アケボノツツジ発見。[かわいい] まだほんのちょっとだけど、見られて良かった。 最盛期にはピンクのトンネルになるって聞いているので、一度見てみたいものです。s-41.jpg

川沿いまで降りてきました。s-42.jpg

見上げると新緑のきれいなこと。 空気はまだまだ春爛漫で、汗が流れることもなく爽やか~。

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沢沿いに森林浴をしながら進みます。 木漏れ日の登山道。

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沢を渡ろうと思ったらデジカメの電池がいきなりダウン。 急遽携帯のカメラに切り替えます。 

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坊主尾根の分岐に到着。 ここからは来たときと同じ道を引き返します。

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登山口到着は午後2時40分。 思ったより早く歩けました。 それにしてもなかなか変化に富んだ楽しいコースです。 今回は余裕がなく急ぎ足で駆け巡って来たけれど、次回はピークにこだわらず、ルートそのものをもう少しのんびり楽しめたらいいなと思いました。P1000075.JPG

(登山日 2011.4.20)

 

 


俵山 [山]

最近、何故か熊本に住み着いています。 私の人生「何があるかわからないモード」全開の行き当たりばったり。 で、お天気が良いので、阿蘇の外輪山「俵山」に行ってみました。

スタートは山の北北東にある俵山峠登山口から。 きれいな駐車場とトイレが整備されています。1.jpg

ちょこっと登ると阿蘇の見える展望台。2.jpg

このあたりには風力発電の風車がいくつもあって、独特の風切音が響いています。3.jpg

すぐに良く踏まれた登山道へ。4.jpg

明るく開けた草原のような道。 開放感いっぱいのハイキングです。[ぴかぴか(新しい)]5.jpg

途中、一般コースとらくらくコースの分岐があります。 一般コースの階段周辺はかなり掘れています。 階段は使わなくても周りに踏み跡がいっぱいついてました。

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馬酔木の花が満開です。 鼻を近づけるとほんのりといい匂い。[かわいい]7.jpg

こんもりとした山頂が見えてきました。8.jpg

お天気も体調も申し分なし。[手(チョキ)] 真夏じゃ暑くて登れないだろうけど、春浅いこの季節にぴったりの山です。

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りんどう? きれいな青。 ぽつりぽつりしか咲いてないけど、時期がくると群生するのでしょうか?10.jpg

山頂から見る阿蘇山。 まるで箱庭のようです。[目]11.jpg

登山口から1時間半で山頂に到着~。[晴れ] 12.jpg

山頂付近では何組かの登山者が憩っています。 ぐっすり熟睡してるお方も・・・。 私とチョビもシートを出して草の上に座り込み、ゆっくりくつろぎます。13.jpg

下りも元気いっぱい。 チョビが丸いお尻を見せながらダッシュしていきます。[揺れるハート]14.jpg

展望所の風車が見えてきました。16.jpg

行きは人がいたので、帰りに記念撮影。 ここまでは観光のお客さんもたくさん登ってきていました。 観光バスなんかも来ていて、結構メジャーな観光地のようでした。17.jpg

(登山日 2011.4.13)


開聞岳 [山]

「薩摩富士」の別名をもつ開聞岳。 端正な山容はガイドブックやポスターなどで何度も見る機会があり、ずっと行ってみたい山でした。 九州の南、薩摩半島の先っぽにあるこの山はさすがに遠くてなかなか来られずにいたけれど、九州に住み着いて9ヶ月あまりたった4月の初旬、やっと訪れることができました。

登山口は山の北側にある「かいもん山麓ふれあい公園」から。 ここはキャンプ場やイベント広場などが整備されたきれいな公園です。 この日はキャンプ場は定休日でしたが・・・。s-1.jpg

登山口の案内に導かれてキャンプ場を突っ切っていくと、イベント広場の向こうにこれから登る山の全容が見えてきます。 見れば見るほどきれいな山です。[黒ハート]s-2.jpg

南九州の春は早くて、桜も満開。 すでに早春を過ぎて春爛漫です。[ぴかぴか(新しい)]s-3.jpg

登山道は2合目からスタート。

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ほどなく、東側からの道と合流して2.5合目。s-5.jpg

登山道は大きく掘れてしまっていて痛々しい・・・。 もうこうなってしまうと修復は困難でしょう。。。 直しても直しても崩れていく表丹沢の登山道を思い出します。[たらーっ(汗)]s-6.jpg

大きな根株からたくさんの幹が伸びています。 珍しい光景だけど、なんという名前の木だろう?s-7.jpg

高度を上げるとだんと眺望が開けてきます。[るんるん]s-8.jpg

道はいつの間にかゴツゴツとした岩だらけの登山道に変わっています。 ちょっと歩きづらいけど、この方が道が痛まなくていいですね。s-9.jpg

開けた場所に「救助ポイント」なるもの何箇所かあります。 ヘリで吊り上げるのによい場所のようです。あちこちの山に行ったけど、こういうのは初めて見ました。s-10.jpg

さらに眺望が良くなって、左側のでっぱりが長崎尾。 水平線上に浮かんでいるのは鹿児島湾を挟んで反対側にある大隅半島。s-11.jpg

なにやら怪しげな看板。 昔、山伏の修行場だったところ・・・?s-12.jpg

けっこう深い感じの洞穴です。 入ったら最後、出てこられなくなりそうだぁ。[あせあせ(飛び散る汗)]s-13.jpg

登山道は2合目から順にきちんと表示版が整備されています。 やっと9合目まで登ってきました。[手(グー)]

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おっと、木製の梯子が登場しました。 親切にロープまで下がっています。s-15.jpg

さぁ、あと52m[exclamation] 岩をよじ登るようにして上がって行きます。s-16.jpg

山頂直下に御嶽神社。

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開聞岳山頂に到着です。 2合目登山口から2時間ちょっと。 急な山道だけど、アップダウンがないのでペースをつかみやすく、登りやすい道でした。s-18.jpg

さすがに独立峰。 山頂からの眺めは360度さえぎるものがありません。 山頂杭の上にも岩があり、少しでも高いところに登りたい私はしっかりよじ登って景色を堪能します。 チョビが登って来れない~って文句を言っています。[ふらふら]s-19.jpg

山頂付近の岩に小鳥がやってきました。 九州の生き物は警戒心が少ないのか・・・。[わーい(嬉しい顔)]s-20.jpg

遅めの出発だったのにもかかわらず、山頂では単独の男性ひとりと、下り始めてからはご夫婦で登られている方にもお会いしました。 1日安定したお天気で、午後も明るい日差しの中、順調に下って行きます。

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5合目のベンチで一休み。 s-23.jpg

のんびり座っていると、なにやら小さい生き物の動く気配が。 ネズミです。 体の大きさは3センチくらい。 尻尾もあまり長くないホンとに小さいネズミです。 えさを探して動き回っていますが、私たちがいることにはまったく気がついていないみたい。 そ~っとカメラを取り出して目いっぱいズームで撮ってみます。 もっと近づこうとベンチを降りたら、もう一匹そばにいました。 さすがに逃げちゃいましたが・・・。[バッド(下向き矢印)] 

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下山を終えて、キャンプ場上部の桜並木。[かわいい]s-24.jpg

イベント広場の芝生は貸切のドックラン。 チョビがダッシュで走りまわります。 山を降りても元気いっぱい。 いつまでもこんな風に元気でいてくれたらいいな。[わーい(嬉しい顔)]s-25.jpg

キャンプ場まで戻るとなんと「たぬき」? そういえばここへ来る途中の道にも道路を横断するたぬきらしき動物を見たのですが・・・。 あとから下山してきた地元の方に「さっきたぬきがいたんです」と話したら、「たぬきじゃなくてアナグマですよ」と教えてくれました。 鹿と同じで増えすぎて困っているのだとか。 昔のように狩猟をする人がいなくなってしまい、今は駆除もままならない状況だそうです。 北海道だとキタキツネだけど、九州だとアナグマなのか・・・。 けっこう広いぞ日本[exclamation&question]s-DSC01979.jpg

(登山日 2011.4.6)


古祖母山 [山]

昨年の秋、祖母山に登った時から気になっていた古祖母山。 お隣には障子(障子岳)があったり親父(親父岳)がいたりするユニークなネーミング。 もう雪は解けただろうと好天を選んで出かけてみました。 古祖母・障子・親父と縦走するとかなり長いコースになるので、前日の夜から道の駅でP泊。 ・・・眠る前にふと、あれ~~~? コンビニでおにぎり買ってくるの忘れた~と気がついた。[ふらふら] 道の駅から登山口までは山奥~なので、何も売ってない。 そういえば祖母山に行くときはそれを見越して家からおにぎりを持っていったのだった・・・。 どうする・・・、燃料なしに体は動かない・・・。 ん?非常食のアルファ米とフリーズドライが車に積んであるんじゃないか? お、あったあった。 じゃ、明日はこれでしのぐことにしておやすみなさい・・・。[眠い(睡眠)]

当日は予報通りのお天気。[晴れ]  尾平トンネルを抜けたところにある登山口から入山です。1.jpg

橋を渡って樹林の中へ。 山腹の急な道を登っていきます。2.jpg

30分ほどで稜線に出て、東へ向かえば先日行った傾山へと続く銃走路。 今回は西へ、古祖母~祖母山へと続く道をたどります。3.jpg

稜線上にはまだ少し雪が残っています。 さすがにアイゼンは不要・・・。4.jpg

本日の食料。 ちょっと少なすぎ・・・。[たらーっ(汗)]6.jpg

標高が上がると道は雪で白くなっています。7.jpg

祖母山の北斜面が真っ白。 もう10時近いというのに解けていません。雪?霧氷?そういえば昨夜は寒かった・・・。 3月も終わるというのに、今年はいつまでも寒い日がやってきます。8.jpg

歩き始めて2時間半で順調に古祖母山に到着。[手(チョキ)]9.jpg

先は長いぞ・・・、と小休止の後、お隣の障子岳を目指します。10.jpg

背の高い笹の茂る登山道。 展望台に寄ってみます。 傾山なんかも見えたりします。 展望台から戻ったところでちょっと道がわからなくなり・・・。 きっとこっちだと思って歩いて行くと、なんとスタート地点(古祖母のピーク)に逆戻り。[がく~(落胆した顔)] タイムロス1時間・・・。 これから再度障子岳を目指すべきがちょっと考えます・・・。 時間的には可能・・・、でも食料が足~り~な~い~。[もうやだ~(悲しい顔)] 腹減った。[バッド(下向き矢印)] 本来なら展望台から登山道へ戻ったときにコンパスを出して方角を確認するべきだった・・・。 でも今日は何故かそれをしなかったってことは、やめておけって事なんだな。 結局古祖母の山頂でのんびりとお昼寝を決め込みます。 暖かい日差し、誰も来ない静寂の山を独り占めっ。[ぴかぴか(新しい)] うとうと・・・どころかあまりの心地よさに一瞬熟睡モードまで入ってなんと2時間半も過ごしてしまいました。[あせあせ(飛び散る汗)]11.jpg

さすがにそろそろ戻らなくちゃ。  寝ぼけまなこをこすりつつ、この山で唯一の梯子を降りていきます。

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朝は白かった祖母山も午後2時を過ぎればさすがに溶けて黒くなっています。13.jpg

尾根を外れて山腹の道へ。 木漏れ日の中、チョビものびのびとお散歩を楽しんでいるようです。[黒ハート]14.jpg

午後3時過ぎに駐車場着。 結局今日は1日誰にも会わなかった・・・。 登山口の駐車場にも誰もいないわぁ。

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あまりにも空腹なので、車にあったフリーズドライを調理して食べます。16.jpg

ずいぶん長いこと保存してあったようで・・・、賞味期限は去年の8月に切れてますからっ。[パンチ] でも味が変になるでもなく、お腹も大丈夫だったもんね。 しかし、非常用のお菓子ぐらい車に積んでおかなきゃダメだよね。[バッド(下向き矢印)]

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(登山日 2011.3.30)