焼岳

10月中旬に東京方面へ用事があり、それだけのために往復するのではもったいないので、行きに寄り道をして北アルプスの入口、焼岳へ登ってきました。

北アルプスは犬連れにはうるさそう・・・、なので、登山者の少ない岐阜の中尾登山口からの往復コースを選びました。登山口には単独男性の車が一台。私が到着したときには出発していきました。

さすがに北アルプス、登山口にあるポストも立派です。　中尾からだと長野県側の中ノ湯や上高地から登るよりコースタイムが長くなってしまうので、緊張しつつ7時前に出発です。

登山口にある案内図。　立体的になっていてとても見やすい。　こんなのがあるんだ～。

林道を進むと程なく登山道の入口へ。

40分ほどで白水の滝。　落差45メートルだそうです。　ちょっと遠いな・・・・。

登山道は静かな原生林。　誰もいなくて貸し切り状態。　道幅も広くて歩きやすいです。

ん？ヒカリゴケ?　中を覗いてみたけれど、光ってないんだけど・・・。うーん・・・。

秀綱神社。　戦国時代の落ち武者をまつってあるそうです。

焼岳小屋へ向かう道との分岐に到着。　あれぇ、登山口からここまで約2時間半。　地図のコースタイムは焼岳小屋まで3時間半となっているけど、そんなにはかからないような気がするけど・・・。

やっと山頂が見えてきました。　樹林も切れて登山道は岩だらけに。

はい、これより「危険地域」ですの看板。　地面に倒れているところがなんとも恐怖を誘いますが・・・。

山肌からは所々蒸気が噴き出していていかにも活火山のたたずまい。

ん～？　チョビの足もとにある土は粘土質で黄色い色をしています。　今まで登った火山は黒とか赤っぽい色が多かったけど、ここはちょと感じが違うなぁ。　硫黄分なのかなぁ？

岩についているペンキマークをたよりに登っていきます。　なんだか久しぶりの「高山」気分です。

振り返ると穂高の山並みがくっきり。　小さく焼岳小屋の青い屋根も見えています。　西穂へと続く縦走路。　いつか歩いてみたいです。

梓川沿いは小梨平あたりになるのかな？

山頂直下のガス吹き出し口。　岩は真っ黄色です。　シューシュー音をたてながら、なかなかの迫力。

焼岳北峰に到着。　登山口から4時間かからなかったし、思ったほど険しい山ではなかったような。　山頂にはたくさんの登山者がいて、やっぱり北アルプスは平日でも人が多いですね。

南峰との間にはお釜がありました。　向こうに見える南峰の方が標高が高いけど、今は立ち入り禁止です。　でも登っている人がいましたが。

頂上で大休止しているとあっという間にガスが出てきてまわりの景色が見えなくなりました。　登ってきたタイミングに感謝しつつ下山開始。　ほとんどの登山者が長野側に降りていきます。

中尾峠の鞍部まで降りて、来た道を帰ります。　笹道の先は薄暗い樹林の道。

朝にも写した白水の滝。　朝よりは光線の加減で紅葉が見えますか?　やっぱりバカちょんデジカメだときれい撮れないなぁ。。。（この後、このデジカメは故障しましたが・・・）

カエデの葉が紅葉してきています。　最初はこんな風にマダラなんですね。

登山口の駐車場へ戻ると、先に登っていった登山者の車はすでに無く・・・、中尾への道では誰にも会わなかったから、おそらく頂上付近ですれ違ったのかなと。　まったく静かな山歩きでした。

下山後、足洗谷の展望所より見た焼岳。　上高地方面から見るのとはまた違った印象でした。

コメント 2

チョビママさん、お久しぶりです。
現在は九州在住ですか？
それにしても機会をとらえてしっかり山に登ってますね。うらやましい限りです。焼岳、我が家は２０００年に中の湯から登り上高地へ下山しました。
我が家は体力・脚力の衰えで今年はほとんど山に行ってません。
昔は高低取り混ぜて年に３０回も行ってたの・・・
またみんなで上高地や乗鞍を歩きたいですね。
by ヨーゼフ (2010-11-04 15:17) 

＞ヨーゼフさん
ご無沙汰です♪
帰る家がなくなったので、成り行きで九州住まいとなりました・・・。(^o^;
10年前に登られたとは、まだワンちゃん達を迎える前ですね？
最近はまた小さなワンコが増えたご様子、賑やかでいいですね。
こっちも母が柴犬を飼っているので、チョビは自分の居場所を確保するため、日々精進（？）しているようです。(^m^;)
ことしはラン家と四国でカヌー遊びしてきました。
O-DOGのみなさんともお会いしたいですね！

by チョビママ (2010-11-05 09:41)