SSブログ

余市岳 [山]

スキーから山に関心を持った私は、登り始めた頃、冬には立ち入れないスキー場上部の山に行けることが驚きでした。 余市岳は麓にキロロスノーワールドという大きなリゾート施設のある山です。 冬はもちろんスキー場となり、まだ20代の頃に訪れたことがあります。 夏はホテルの前から出ているゴンドラに乗るとあっという間に標高が稼げるけれど、乗り物に乗らなくてもホテルの横から林道~登山道と整備されている山です。1_530.jpg

ホテル横にはちゃんと登山届けのポストもあり、登山地図にも「熊に注意」とあるので、買ったまま使ったことのない熊鈴をザックにくくりつけて出発です。2_530.jpg

林道を進むと、あら?おたまじゃくしぃ? 小さいのがたくさん泳いでいます。3_530.jpg

なんと林道の水溜りに住んでいるのです。 頼りなげな水溜りだけど、干上がる前にカエルになれるのかしら・・・。[あせあせ(飛び散る汗)]

4_530.jpg

1時間ほどで林道の終点。 スキー場にでます。 スキー場はペンキ塗りなど化粧直しの真っ最中。5_530.jpg

リフトをくぐると登山口の表示。 妙に高いところにあるのは、冬でも登山口だとわかるようにでしょうか?6_530.jpg

すぐに沢沿いの道になり、渡渉します。 ちょっと水量が多く、緊張します。[ダッシュ(走り出すさま)]7_530.jpg

人気はないけど、踏み後もしっかりしている整備の行き届いた登山道です。8_530.jpg

ミズバショウ。 こっちの山でも咲くんですね。9_530.jpg

山の全体が見えて来ました。

10_530.jpg

ゴンドラ山頂からの道と交わります。 乗り物に乗れればここまでほとんど標高差のない稜線上を歩いてこられます。

11_530.jpg

雪が残ってますが、ん~~~? よく見ると登山道上に少し残ってませんか~?[雪]12_530.jpg

定山渓からの銃走路と交わります。 13_530.jpg

あれれ、でもこっちの道は笹薮に覆われて「登山道」と呼べない状況になっています・・・。14_530.jpg

あ~~~、やっぱりまだ雪が残っていました。 ザラメ雪を蹴飛ばしてキックステップで進みます。 ソールが柔らかい靴だと足が疲れます・・・。[ふらふら]15_530.jpg

もちろんチョビは雪の上だけ抱っこです。 お天気が良いせいか舌がでちゃってますよ~。16_530.jpg

道はいきなりガレ場になり、歩きづらくなります。17_530.jpg

道の脇にはハイマツ。 のっぺりした山頂はいったいどこにピークがあるのか検討がつかないです。18_530.jpg

おお、広場状の場所が! ここがピークかと思ったら「山頂は300m先」の表示あり。 まだなの~~。[もうやだ~(悲しい顔)]19_530.jpg

遠かった・・・。 やっと山頂に到着です。 「ごくろうさまでした」の文字が心にしみるわぁ。20_530.jpg

山頂付近、風が強いです。 周りの木々も上に伸びることができず、横に伸びてます。21_530.jpg

風は強くても花はたくましい。 一面白い花畑になっています。[かわいい]22_530.jpg

下り始めて、ゴンドラの山頂駅が見えます。 運行シーズンにはこの山にもたくさんの登山者がやってくるのでしょうか。

23_530.jpg

どど~~~ん。 でたぁ、熊さんの落し物。 [がく~(落胆した顔)] まだ新しいです。 道の真ん中にあるのは存在を誇示するため? それとも藪の中より用を足しやすいからぁ?24_530.jpg

雪渓を上から見ると、雪の上をシリセードで降りれば、夏道のすぐ横に出られそうだけど・・・。 一歩間違えればただの「滑落」になっちゃうんで辞めておきますが・・・。[ふらふら]25_530.jpg

登ってきた山を振り返ります。 まだ夏山シーズンにはちょっと早い感じ。26_530.jpg

黙々と来た道を戻り、沢の渡渉部まで戻ってきました。27_530.jpg

スキー場ではチョビが走り回り。 やっぱり疲れ知らず。 人気のないドックラン状態です。28_530.jpg

ホテルまで戻ってきました。 熊にも逢わず、無事に戻れてよかった・・・。 でも雪で湿った道でシリモチをつき、ザックもお尻もドロドロなのでありました。[バッド(下向き矢印)]29_530.jpg

初登場の熊鈴。 私は静かな山が好きなので小さめのを一個しかもっていませんが、これじゃあ案外役にはったないのかも・・・。 鈴の音よりゼーゼーという呼吸の方がうるさいかもしれないもんね[exclamation&question]30_530.jpg

(登山日 2011.6.29)

 

 

 

 

 


nice!(0)  コメント(4)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 4

ヨーゼフ

あれっ! 久しぶりにお邪魔したら、今北海道なんですね。
こんにちは、ヨーゼフです。

相変わらずの行動力ですね。いや~しかしすごいなあ。。
ところで羊蹄山懐かしいです。
私も山を始めて4、5年、まだ元気なころ2000年に行きました。http://www5d.biglobe.ne.jp/~f-tahara/2000-2reikai.htm#2000/092それも山頂では強風と雨で大変だったのを覚えています。カミさんは風で飛ばされそうになったので私と友達で両側からサポートしてお釜の縁を歩きました。
道中長かったでしょう。
我が家は私の衰えだけでなく、ヨーゼフやクーも来年は10歳。特にクーはだいぶ弱くなりました。もうちょっと山は厳しくなったのでチョビさんのブログを読んでバーチャル登山とシャレこんでます。
関東甲信越にお出掛けの際には声をかけて下さいね。
なだらかな山ぐらいならお付き合いたいです。
by ヨーゼフ (2011-07-02 09:41) 

チョビママ

>ヨーゼフさん
ご無沙汰しています♪
独立峰で強風&雨は厳しいですね。
ウチはお天気の良いときしか登らないから・・・。
チョビももうすぐ7歳なので、急いであちこち登っておこうと思っています。
またご一緒してください。(^^)
by チョビママ (2011-07-02 19:41) 

シギ

熊に遭わなくてよかったですね。
九州に住んでるとイマイチ熊の怖さがわかりません。「森のくまさん」ならいいんですが^^;
それにしても山頂の「ごくろうさま」はどうかと(´Д`)「おつかれさま」のほうがいいかと…。
by シギ (2011-07-02 22:00) 

チョビママ

>シギさん
熊はキャンプ場などにも出没するようなので、あうときにはあっちゃうんでしょうね・・・。
九州ではツキノワグマも絶滅・・・、痛ましい話だと思います。

「ごくろうさま」は確かに妙な感じもしますね。
北海道では普通なのかもしれませんよ?!
by チョビママ (2011-07-04 07:49) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0